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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は28日、女子ダブルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)/ A・パーラ=サントンハ(スペイン)組はC・マーケイル(アメリカ)/ T・パスゼック(オーストリア)組に6-7 (6-8), 6-2, 3-6のフルセットで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
クルム伊達とパーラ=サントンハは今年の全豪オープンでもペアを組み、2回戦で昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ L・フラデカ(チェコ共和国)組を下す金星をあげていた。
その他の日本勢では、青山修子(日本)/ C・シーパース(南アフリカ)組は初戦突破を果たすも、S・キルスチャ(ルーマニア)/ 森田あゆみ(日本)組は1回戦敗退となった。
また42歳のクルム伊達は、前日のシングルスでウィンブルドンでは1996年以来17年ぶりの2回戦突破と同時に、1968年のオープン化以降最年長となる3回戦進出を決めた。この勝利は、2004年のウィンブルドンで2回戦進出を果たした当時47歳のM・ナブラチロワ(アメリカ)の記録を更新した。
3回戦でクルム伊達は、第1シードで世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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