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女子テニスツアーのAEGON国際オープン女子(イギリス/イーストボーン、芝)は18日にシングルス1回戦11試合が行われ、第1シードで世界ランク4位のA・ラドワンスカ(ポーランド)は予選から勝ち上がってきたJ・ハンプトン(アメリカ)に6-7 (2-7), 2-6のストレートで敗退する波乱に見舞われた。
グラスコート(芝)で今季初の公式戦となったラドワンスカは、試合後「ここ数日間、もちろん練習をしていたわ。ただ、試合内容が練習とは少し違っていたように感じる。万全の準備が出来たいたわけでは無かったと思うの。」と調整不足を感じさせた。
これまでハンプトンに負けなしのラドワンスカだったが、この日は芝のコートでは初対戦となっており、ハンプトンとの対戦成績を4勝1敗とした。
敗れはしたものの「昨年もここでは初戦で負けてしまったけど、ウィンブルドンでは素晴らしいテニスが出来たわ。」とラドワンスカは前向きに捉えている。
昨年ラドワンスカは、今大会も第1シードでの出場で、1回戦でT・ピロンコバ(ブルガリア)に2-6, 4-6で敗れ初戦敗退を喫していた。しかし、翌週のウィンブルドンではS・ウィリアムズ(アメリカ)に決勝で敗れるも、グランドスラムで初の決勝進出を果たし準優勝を飾っていた。
シードダウンの番狂わせで金星をあげたハンプトンは、続く2回戦でJ・コンタ(英国)を6-4, 6-3で下したシェ・シュウェイ(台湾)と対戦する。
ハンプトンは、今年の全仏オープン3回戦で第7シードのS・クヴィトバをストレートで下す金星をあげ自身初の全仏ベスト16入りを果たしていた。今季70位でスタートしたランキングも、現在は自己最高位となる41位を記録する好調を見せている。
また、ディフェンディング・チャンピオンのT・パスゼック(オーストリア)は第5シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)との試合中に途中棄権で連覇の夢を絶たれることとなった。
第2シードのN・リー(中国)はA・コルネ(フランス)を6-2, 6-4で、第4シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)はM・ニクルクスを6-4, 6-1で、どちらも快勝をおさめ順当に初戦を突破している。
【大会3日目スケジュール】
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この日行われた試合結果は以下の通り。
○A・ケルバー(ドイツ)(3) vs. ●S・キルスチャ(ルーマニア), 6-4, 6-4
●J・コンタ vs. ○シェ・シュウェイ, 4-6, 3-6
○C・ウォズニアキ(5) vs. T・パスゼック, 6-2, 2-2 (途中棄権)
●K・ザコパロバ(チェコ共和国) vs. ○L・サファロバ(チェコ共和国), 4-6, 6-7
●K・プリスコバ(チェコ共和国) vs. ○E・バルタチャ(英国), 5-7, 6-7
○N・リー(2) vs. ●A・コルネ, 6-2, 6-4
○P・クヴィトバ(4) vs. ●M・ニクルスク(ルーマニア), 6-4, 6-1
●O・ポクコワ(ロシア) vs. ○E・マカロバ(ロシア), 2-6, 0-6
●Y・ベグマイエル vs. ○L・ロブソン(英国), 3-6, 2-6
●N・ペトロワ(ロシア)(8) vs. ○S・ストザー(オーストラリア), 2-6, 3-6
●A・ラドワンスカ(1) vs. ○J・ハンプトン, 6-7, 2-6
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