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女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、賞金総額23万5千ドル、芝)は12日にシングルス2回戦12試合を行い、2011年チャンピオンで第5シードのS・リシキ(ドイツ)がK・プリスコワ(チェコ共和国)を6-4, 6-2で下すなどでベスト16が出揃った。
勝利したリシキは、第9シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-4, 6-0で下したM・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)と対戦する。リシキは昨年のウィンブルドン4回戦で、当時世界1位だったM・シャラポワ(ロシア)をストレートで下す金星をあげベスト8を果たしていた。
昨年チャンピオンのM・ウダン(アメリカ)は1回戦でA・トムヤノヴィッツにストレートで敗れ連覇の夢は絶たれていた。この日、そのトムヤノヴィッツを4-6, 6-4, 7-5の逆転で下したのは第1シードのK・フリッペンス(ベルギー)。
そのフリッペンスはシードを守ってのベスト16入りを決め、M・ヨハンソン(フランス)を7-5, 6-7 (4-7), 6-4の接戦で下した第16シードのM・リバリコワ(スロバキア)と準々決勝で対戦する。
今大会では上位シード勢が敗れる波乱が多く、第8シードのU・ラドワンスカ(ポーランド)はD・ヴェキッチ(クロアチア)に3-6, 2-6で、第4シードのT・パスゼック(オーストリア)は予選から勝ち上がってきたA・リスケ(アメリカ)に6-2, 2-6, 3-6の逆転で敗れ、第10シードのシェ・シュウェイ(台湾)はJ・ハンプトン(アメリカ)に2-6, 3-6のストレートで敗れている。
この日の波乱に見舞われたのは、第2シードのE・マカロバ(ロシア)で、M・イラコビッチ(ニュージーランド)に6-7 (6-8), 6-3, 0-6のフルセットで敗れ大会を去った。
ベスト16入りを果たしたイラコビッチは第15シードのF・スキアボーネ(イタリア)と対戦する。スキアボーネはN・キチェノクを7-6 (7-4), 6-2で下してのベスト16入り。
また、この日の第3試合に予定されていたクルム伊達公子(日本)/ A・パーラ=サントンハ(スペイン)組と青山修子(日本)/ M・モルトン=レヴィ(アメリカ)組のダブルス1回戦は、雨天順延となったため、翌日の第1試合に持ち越すこととなっている。
今大会シングルスでは、第11シードの森田あゆみ(日本)、クルム伊達公子、奈良くるみ(日本)が揃って初戦敗退している。
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この日行われた試合結果は以下の通り。
○B・ヨバノフスキ(セルビア)(13) vs. ●A・フラヴァコバ(チェコ共和国), 4-6, 6-1, 6-4
●H・ワトソン(英国)(14) vs. ○A・クドリャフツェワ(ロシア), 4-6, 3-6
○S・キルスチャ(ルーマニア)(3) vs. ●T・ピロンコバ(ブルガリア), 6-4, 6-4
●A・ヴァン=ユワンク vs. ○M・サンチェス, 6-7, 3-6
●L・ロブソン(英国)(7) vs. ○D・ハンチュコバ(スロバキア), 3-6, 4-6
○M・リバリコワ(16) vs. ●M・ヨハンソン, 7-5, 6-7, 6-4
○K・ムラデノヴィック(フランス)(12) vs. ●J・コンタ(英国), 6-4, 6-1
●Y・ウィックマイヤー(9) vs. ○M・ルチッチ=バーロニ, 4-6, 0-6
●E・マカロバ(2) vs. ○M・イラコビッチ, 6-7, 6-3, 0-6
○F・スキアボーネ(15) vs. ●N・キチェノク, 7-6, 6-2
○S・リシキ(5) vs. ●K・プリスコバ(チェコ共和国), 6-4, 6-2
○K・フリッペンス(1) vs. ●A・トムヤノヴィッツ, 4-6, 6-4, 7-5
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