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男子テニスツアーのチャレンジャー大会であるAEGONノッティンガム・チャレンジャー(イギリス/ノッティンガム、賞金総額6万4千ユーロ、芝)で12日にシングルス2回戦が行われ、第8シードの添田豪(日本)がD・ライス(英国)を3-6, 6-1, 6-2となる逆転の末で勝利を手にし、ベスト8進出を果たした。
今シーズン調子があがらない添田豪は、60位でスタートしたランキングも、現在は129位まで落としており、5月から行われた全仏オープンでは3年連続の本戦入りを果たすも、1回戦でJ・ソウサ(ポルトガル)に1-6, 3-6, 2-6のストレートで敗れ、全仏オープンでの初勝利を逃していた。
拠点をロンドンからイギリスに移し、コートのサーフェスもクレー(土)コートからグラス(芝)コートに変わった今大会、添田豪は1回戦で予選勝者のA・ボッセルを1-6, 6-2, 6-3の逆転で下し、2月のデルレイビーチ国際テニス選手権以来となる、3ヶ月半ぶりの勝利を手にした。
添田豪は続く準々決勝でR・デフェスト(南アフリカ)と4強入りをかけて対戦する。そのデフェストはこの日の2回戦で杉田祐一(日本)を6-3, 6-2のストレートで下し添田との対戦を決めている。
今大会は波乱含みのトーナメントとなっており、第1シードのA・ボゴモロフJR(ロシア)はU・イグナチクとの1回戦で途中棄権、第2シードのM・アルンド(アルゼンチン)は1回戦でF・チッポラに3-6, 2-6で敗れている。この日に2回戦を行った第3シードのV・ポプシルも、S・ジョンソン(アメリカ)に4-6, 6-7 (6-8)で敗れることとなった。
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