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女子テニスツアーの下部大会である亜細亜大学国際女子オープン(日本/西多摩、賞金総額1万ドル、ハード)は26日に本戦をスタートし、シングルス1回戦で第1シードの井上雅(日本)が鮎川真奈(日本)に6-1, 3-6, 5-7の逆転で敗れる波乱の幕開けとなった。
井上雅は昨年の7月にトルコで行われた下部大会で優勝を飾り、2012年には516位からスタートさせた世界ランクを358位まで上げていた。井上は、今月に行われた甲府国際オープンに第1シードとして出場したが、1回戦で井上明里(日本)に敗れている。
この日、他にも番狂わせが起こっている。山本翔子(日本)は第3シードのY・ジー(中国)を6-1, 6-3のストレートで、Y・ミ(韓国)は第5シードの二宮真琴(日本)を6-4, 6-1のストレートで下し、それぞれシードダウンを演出した。
その他のシード勢は、第2シードの穂積絵莉(日本)が秋田志帆に7-6 (7-4), 6-3で勝利、第6シードの今西美晴(日本)がT・キナード(アメリカ)に7-5, 6-0で勝利し、それぞれ2回戦へ駒を進めた。そして、第4シードに岡田上千晶(日本)、第7シードに伊藤和沙(日本)、第8シードに樋口由佳(日本)がエントリーしている。
今大会のシングルスには27人の日本人選手が出場しており、その中でも木下ミサ(日本)、牟田口恵美(日本)、久次米夏海(日本)、森友香(日本)、西本恵(日本)、水沼茉子(日本)は予選を通過しての本戦入りとなった。
牟田口恵美と木下ミサは予選3試合を全てストレートで勝利しており、牟田口は昨年の下部大会のダブルスで2勝を上げている。
今大会は学生がスポンサーの獲得から広報活動まで主体となって運営しており、今月31日に最終日を迎える。
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