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第35回全国選抜高校テニス大会(博多の森テニス競技場/九州国際テニスクラブ)は26日に男女個人戦の決勝戦を行い、男子では三好健太(秀明英光・2年)が林大貴(大産大付・1年)に6-3, 5-7, 6-3で勝利、女子では前田夢佳(野田学園・2年)が山口真琴(九州文化学園・1年)に6-4, 6-4で勝利し、それぞれ優勝を飾るとともに高校生日本一の栄冠に輝いた。
優勝を飾った三好健太は、シードを獲得し3回戦までを免除され、初戦となった4回戦では鈴木悠暉(名経大市邨)、準々決勝で永田和輝(法政二)を破りベスト4進出を果たす。準決勝で三好は、竹元佑亮(相生学院)を4-6, 7-5, 7-6 (8-6)の逆転の末に決勝進出を決めていた。
一方、男子準優勝となった林大貴は1回戦で高橋卓也(新発田)、2回戦で中村彰宏(筑陽学園)、3回戦で寒川雄太(高松北)、4回戦で柴野晃輔(東山)、準々決勝で石井行(東海大菅生)、準決勝では河野優平(柳川)を下し、6戦を勝ち抜いての決勝進出となっていた。
女子個人戦で優勝を果たした前田夢佳は、シードのため1回戦を免除され、初戦となった2回戦で樋口みなみ(山梨学院大付)、3回戦で金井綾香(早実)、4回戦で丹野里佳子(札幌日大)、準々決勝で上唯希(園田学園)に勝利しベスト4に進出した。
続く準決勝で前田は、団体戦準優勝の観音堂万友(相生学院)を6-3, 6-4で破り決勝進出を決めていた。
同じくシードを獲得した山口真琴は1・2回戦を免除され、初戦となった3回戦で窪村有真(仁愛女子)、4回戦で大矢希(名経大高蔵)、準々決勝で並木友花(東京学館船橋)、準決勝で団体戦優勝の細沼千紗(富士見丘)に6-3, 6-2で勝利し決勝へ進んでいた。
前年度の第34回大会では、男子は後藤翔太郎(四日市工)が、女子は林恵里奈(仁愛女)が優勝を飾っていた。また、第28回大会では伊藤竜馬(日本)が優勝を収めている。
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