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元世界８位の３１歳が単複２冠達成◇ダラス・テニス・クラシック
男子テニスツアーの下部大会であるダラス・テニス・クラシック（アメリカ/ダラス、賞金総額１２万５,０００ドル、ハード）は、シングルス決勝戦が行われ、第５シードのＪ・メルツァー（オーストリア）がＤ・クドラ（アメリカ）を6-4, 2-6, 6-1のフルセットで下し、優勝を飾った。
この試合、元世界ランク８位のメルツァーは９本のダブルフォルトを犯すも、１５度のブレークチャンスから４度のブレークに成功し、１時間４４分でクドラを下した。
また、今大会に第１シードで出場したＭ・バグダティス（キプロス）は１回戦で途中棄権、第２シードのＴ・ベルッチ（ブラジル）も初戦敗退など、シード勢の早期敗退が相次いだ。
一方３１歳のメルツァーは、Ｐ・ペッツシュナー（ドイツ）とのダブルスに第１シードで出場し、決勝進出。決勝では第２シードのＥ・バトラック（アメリカ）/ Ｄ・イングロット組を6-3, 6-1のストレートで下し優勝すると同時に、メルツァーは単複２冠を達成した。
また、今大会に日本勢から添田豪（日本）と伊藤竜馬（日本）が出場したが、ともに初戦で姿を消していた。
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