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メルツァーがベテランの意地見せ決勝へ◇ダラス・テニス・クラシック
男子テニスツアーの下部大会であるダラス・テニス・クラシック（アメリカ/ダラス、賞金総額１２万５,０００ドル、ハード）は１６日、シングルス準決勝２試合が行われ、第５シードのＪ・メルツァー（オーストリア）がＩ・マルチェンコ（ウクライナ）を3-6, 6-4, 6-4の逆転で下し決勝進出を果たした。
第１セットでメルツァーは、マルチェンコに３度のサービスエースを決められるなどで押され、２度のブレークポイントを得るもこれを活かせず４－６でセットを落とす。しかし、第２セットからはマルチェンコのサービスゲームにもしっかり対応するメルツァーがベテランの強さを見せ、２時間２０分の接戦を制し勝利を収めた。
ベスト４のうち唯一のシード選手となっていたメルツァーは、決勝で予選から勝ち上がってきたＤ・クドラ（アメリカ）と対戦する。
クドラはこの日、Ｐ・ペッツシュナー（ドイツ）を7-5, 6-4のストレートで下しての勝ちあがりで、１回戦では第８シードのＬ・ロソル（チェコ共和国）を下すシードダウンを演出している。
今大会、添田豪（日本）と伊藤竜馬（日本）もエントリーしていたが、それぞれ１回戦で敗退となっている。
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