男子テニスツアーのブラジル・オープン（ブラジル/サンパウロ、賞金総額４５万５７７５ドル、レッドクレー）は１３日、シングルス１回戦残り４試合と２回戦１試合が行われ、元世界ランク３位のＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）が予選勝者のＪ・アギラール（チリ）を7-5, 5-7, 6-3のフルセットで下し、今季初戦を白星で飾った。試合時間は、２時間１２分だった。
現在、世界ランク９３位のナルバンディアンは、昨年は全米オープン前に腹筋の怪我でシーズンを終了させていた。その後、治療とトレーニングを積み、今季はオーストラリアへ渡らずトレーニングを続け、このブラジル・オープンからシーズンをスタートさせていた。
ナルバンディアンは、昨年のウィンブルドン前哨戦であるAEGON選手権で準優勝して以来となるベスト８進出をかけて、Ｇ・ペラ（アルゼンチン）と２回戦で対戦する。
また今大会でナルバンディアンは、Ｒ・ナダル（スペイン）とのダブルスにも出場し初戦突破を果たしていたが、準々決勝を前に棄権申し入れをしていた。
この日行われた試合結果は、以下の通り。
【１回戦】
●Ｐ・ロレンジ（イタリア） vs. ○Ａ・モンタネス（スペイン）, 4-6, 4-6
●Ｒ・ラミレス=イダルゴ（スペイン） vs. ○Ｊ・ソウザ（ブラジル）, 6-7 (6-8), 0-0 (途中棄権)
●Ｈ・セバリョス（アルゼンチン） vs. ○Ｐ・カプデビル（チリ）, 7-6 (7-5), 0-6, 0-3 (途中棄権)
○Ｄ・ナルバンディアン vs. ●Ｊ・アギラール, 7-5, 5-7, 6-3
【２回戦】
●Ｊ・シャーディ（フランス）(4) vs. ○Ｍ・アルンド, 4-6, 6-4, 6-7 (5-7)
今大会の優勝賞金はシングルス８万２３００ドル、ダブルス２万５０００ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
（2013年2月14日14時14分）
清水映里ら 日本勢8名が初戦突破 
