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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/、賞金総額46万7800ユーロ、インドアハード)は日曜日に決勝戦を行い、第1シードのM・チリッチ(クロアチア)が第4シードのJ・メルツァー(オーストリア)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで下し、優勝を果たした。試合時間は1時間7分で、チリッチは優勝賞金7万4000ユーロとATPポイント250を獲得した。
地元出身のチリッチは今大会と相性がとても良く、2009年(M・アンチッチ(クロアチア)に勝利)と2010年(M・ベレー(ドイツ)に勝利)に優勝しており、タイトルは今回で3度目のこと。また、今回の優勝でチリッチはツアー決勝戦での戦績を9勝7敗とした。
試合後、チリッチは「今日の決勝戦では、今季これまでで最高のプレーを披露出来た。第1セットのメルツァーはタフなプレーをみせていたけれど、第2セット以降は勝利に向けて突き進んだよ。」と、振り返った。
一方、敗れたベテラン・メルツァーは、準々決勝のL・ロソル(チェコ共和国)戦で勝利をあげた事により、ツアー300勝を達成していたが、決勝戦ではツアー5勝目を達成する事は出来なかった。これでメルツァーの決勝の戦績は4勝8敗となり、準優勝によってATPポイント150を稼いだ。
メルツァーは試合後、「チリッチの今日のプレーはいつも以上に良かった。地元のファンの前での勝利に値するね。」と、勝者を称えていた。
チリッチは今週サービスが好調で、合計で33本のサービスエースを放った。また、14本あったブレークポイントのうち9本をしのいだ一方で、30本のブレークポイントのうち15本をブレークに結びつけた。24歳のチリッチは、今回の優勝で今季の戦績を9勝2敗としている。
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