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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会3日目の16日、女子ダブルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)/A・パーラ=サントンハ(スペイン)組がL・アルアバレナ=ベチノ(スペイン)/L・ドミンゲス=リノ(スペイン)組に4-6, 6-3, 6-2の逆転で勝利、2回戦へ駒を進めた。
クルム伊達/パーラ=サントンハ組は、アルアバレナ=ベチノ/ドミンゲス=リノ組に3度のブレークを奪われるも、5度のブレークを奪い1時間34分で初戦突破を決めた。
42歳のクルム伊達は、昨日のシングルス1回戦で第12シードのN・ペトロワ(ロシア)に勝利する大金星をあげており、全豪オープン女子では史上最年長の勝利となった。
勝利したクルム伊達/パーラ=サントンハ組は2回戦で、第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/L・フラデカ(チェコ共和国)組とE・ダニリドー(ギリシア)/C・マーケイル(アメリカ)組の勝者と対戦する。フラヴァコバ/フラデカ組は、昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得している。
その他の日本勢ダブルスでは、藤原里華(日本)がM・ユギッチ=サルキッチ(ボスニア)とペアを組み出場するも、J・クレイバス(アメリカ)/C・シーパース(南アフリカ)組に1-6, 4-6のストレートで敗れていた。
また、日本勢のシングルスでは錦織圭(日本)、添田豪(日本)、伊藤竜馬(日本)、土居美咲(日本)、森田あゆみ(日本)、クルム伊達の6選手が出場し、全選手初戦突破を果たし2回戦へ駒を進めた。
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