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男子テニスのシニアツアーであるスタットオイル・マスターズ・テニスは決勝戦が行われ、F・サントロ(フランス)がT・ヘンマン(英国)に7-5, 6-3のストレートで勝利し、優勝を飾った。
今大会はAグループ・Bグループの2つに分かれ、各グループの1位通過者が決勝へ進出する仕組み。
この日、40歳の誕生日を迎えたサントロは「この素晴らしい舞台で勝てたことは信じられないし、嬉しく思っている。」と、コメントした。サントロはフォア・バックともに両手打ちで、トリッキーなショットを打つことから「マジシャン」と呼ばれる。現役時代は2001年に世界ランク17位を記録し、2006年の全豪オープンではG・ガウディオ(アルゼンチン)、D・フェレール(スペイン)などに勝利し、ベスト8進出を果たしていた。
敗れたヘンマンはサーブ&ボレーを軸とする鮮やかなプレーで観客を魅了し、2002年に現役時代自己最高ランキングとなる4位を記録、さらに地元開催のウィンブルドンでは4度のベスト4進出、全仏オープンと全米オープンでも4強入りを果たしていた。
この大会にはT・エンクヴィスト(スウェーデン)、G・イバニセビッチ(クロアチア)、M・フィリプーシス(オーストラリア)、C・モーヤ(スペイン)なども出場していた。
大会結果は以下の通り。
【Aグループ】
T・ヘンマン 2勝0敗
T・エンクヴィスト 1勝1敗
G・イバニセビッチ 0勝2敗
【Bグループ】
F・サントロ 2勝0敗
M・フィリプーシス 1勝1敗
C・モーヤ 0勝2敗
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