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男子テニスで自己最高世界ランク15位を記録したJ・I・チェラ(アルゼンチン)が現役引退すると発表した。
1998年にプロへ転向したチェラは、2001年に世界ランク46位に登りつめるも、同年にドーピング違反が判明。その後ポイントを剥奪されたため、同ランクを826位にまで落としてしまう。
以降、下部大会であるチャレンジャー大会に出場し、トップ100位以内に返り咲くと、全仏オープンでは2004年と2011年、全米オープンでは2007年にそれぞれベスト8へ進出した。
しかし、今年は初戦敗退などが続き、ウィンブルドン1回戦でM・クリザン(スロバキア)に5-7, 6-3, 6-7 (6-8), 6-1, 9-11のフルセットで敗れた試合が現役生活最後の試合となった。
今年に入り、A・ロディック(アメリカ)、J・C・フェレーロ(スペイン)、K・クレイステルス(ベルギー)、F・ゴンサレス(チリ)、R・シュトラー(ドイツ)などが現役生活に幕を下ろしている。
【フアン・イグナシオ・チェラ】
プロ転向:1998年
キャリア通算成績:326勝277敗
自己最高ランク:15位(2004年)
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