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女子テニスのチャレンジャーシリーズ第2戦のロイヤル・インディアン・オープン(インド/プネー、賞金総額12万5000ドル、ハード)は5日から開幕し、シングルス1回戦7試合が行われ、第3シードのD・ヴィキッチがV・ウォンテアンチャイを6-0, 6-1で一蹴して初戦突破を決めた。
第1セットで1ゲームもウォンテアンチャイに与えなかったヴィキッチが、このセットを先取。
第2セットの第2ゲームで初めて自身のサービスゲームをキープして、1ゲームを奪ったウォンテアンチャイは、そこから反撃をみせるかと思われた。
しかし、弱冠16歳のヴィキッチだが冷静さを保ち、その後も2度のブレークに成功すると、わずか51分の快勝でウォンテアンチャイを退けた。
「彼女(ウォンテアンチャイ)は良いプレーをしていた。スコアは簡単に見えるけど、そのスコア以上に厳しい内容だった。このコートは好きなコートだから、この調子を維持していきたい。インドで試合をするのはとても好きで、最後にインドの大会に出た時も優勝しているから、同じように好成績が残せたらと願っている。」とヴィキッチは、試合後にコメントしていた。
ヴィキッチは9月のタシケント大会で、自身初となるWTAツアーの決勝進出を果たし、その後に世界ランク121位を記録。今大会前には中国の蘇州と韓国のソウルでのサーキット大会に出場し、10月15日には自己最高位の108位を記録しており、今シーズンをトップ100入りで終えることを目標に今大会に臨んでいる。
一方、同じく第7シードのE・スヴィトリナも予選勝者のA・クレパック(スロベニア)を6-3, 6-2のストレートで下した。試合を通して1度もブレークを許さなかったスヴィトリナは、元世界ランク99位のクレパックから第1セットでは1度、第2セットでも2度のブレークに成功し77分で勝利を飾った。
2回戦でヴィキッチはM・アダムチャック(オーストラリア)とO・カラシュニコワの勝者と、スヴィトリナはリー・ソラを3-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で下した主催者推薦のR・ブホサレと、それぞれ対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
D・ヴィキッチ (3) ○-× V・ウォンテアンチャイ, 6-0, 6-1
E・スヴィトリナ (7) ○-× A・クレパック, 6-3, 6-2
R・ブホサレ ○-× リー・ソラ, 3-6, 7-6 (7-4), 6-4
リウ・チャン ○-× P・トンバレ, 3-6, 6-2, 6-4
N・ラチーワカーン(タイ) ○-× J・グルシュコ, 6-3, 7-5
L・クムクーム(タイ) ○-× チャン・ウィンヤウ, 6-4, 6-4
ヅォウ・ウィミャオ ○-× ズゥ・ウィーファン, 6-0, 6-1
今大会の優勝賞金はシングルス2万ドル、ダブルス5500ドル。
(翻訳/弓削忠則)
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