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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額220万5000ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がノーシードから勝ち上がっていたF・マイヤー(ドイツ)を6-1, 6-4のスコアで下し、順当に決勝戦進出を決めた。
世界ランキング2位のジョコビッチは同29位のマイヤーに対して第1セットをゲームカウント6-1で奪って圧倒すると、第2セットでも第7ゲームでブレークに成功、リードを生かしそのまま勝利を収めた。
ジョコビッチは最初のマッチポイントでダブルフォルトを犯してしまうが、その2本後にはマイヤーのフォアハンドがワイドに逸れ、勝利を決めた。
ジョコビッチは試合後、「いいスタートが切れたよ。第2セットでもそのリズムに乗ってプレーをした。このセットは接戦になったけど、3-3から試合の鍵となるブレークをすることができた。その後は伸び伸びとプレーできるようになったね。第2セットでは特にサーブが好調だったけど、全体的にこのトーナメントを通じていいテニスができている。明日もそうなることを願うよ。」と、感想を話していた。
ジョコビッチは決勝で第3シードで世界7位のJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。ツォンガは準決勝でノーシードのF・ロペス(スペイン)と対戦。第1セットをゲームカウント6-1で先取後、第2セットもゲームカウント4-1とリードした時点でロペスが左手首の故障を理由に棄権を決めての決勝進出となっている。
世界30位のロペスは、第1セット終了後にすでにトレーナーを呼んでおり、その後もプレーを続けたが、残念な結果となった。
試合後、ツォンガは「彼は故障しており問題を抱えていたが、それでもいいプレーができていた。プレーは好調で、コート上で気分よくテニスができた。今日のパフォーマンスに満足している。決勝でもいいテニスができると思う。」と、自信をのぞかせていた。
今季のツォンガはドーハ、そして地元のメッツの大会で2度決勝に進んでおり、いずれも優勝している。
ジョコビッチは決勝の相手であるツォンガについて次のように話している。「彼は最近、絶好調。これまで何度も対戦し、大舞台でも試合をしてきたからお互いよく知り尽くしている。彼はとてもパワフルな選手。サーブもいいし、フォアハンドも強力。その2つの調子がいいときはどのサーフェスであってもどの選手にも勝てるくらいだね。」
「ともに優勝候補だと思う。お互い好調なので、大会側にとってもいい決勝戦になるといいね。」
今大会の優勝賞金は53万570ドル。
(翻訳/森田系太郎)
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