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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額220万5000ドル、ハード)は3日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)はJ・メルツァー(オーストリア)を6-1, 6-2の53分で退け、ベスト4進出を決めた。
ジョコビッチはこの日非常にサーブが好調で、メルツァーから12本のサービスエースを奪っていた。
試合後、ジョコビッチは「ここで勝つためにプレーのレベルを1段階上げなければならなかった。今日のサービスゲームは、今までのテニス人生で最も良いゲームのひとつだった。このままこの調子を維持していきたい。」と、語っている。
今年25歳のジョコビッチは、2009年と2010年で優勝を飾るなど今大会と相性が良く、今季ツアー4勝目を本大会で目指している。
ジョコビッチは、今年9度目の決勝進出に向けて、この日29歳の誕生日を迎えたF・マイヤー(ドイツ)と対戦する。両者は今年のウィンブルドンでの対戦も含め過去2度対戦しているが、2度ともジョコビッチが勝利している。
次戦に向けてジョコビッチは「僕が今大会の優勝候補で、決勝に進出することを期待されているのはわかっている。だけど、彼(マイヤー)は今週非常に良いテニスをしていて、準決勝に進出していることにはちゃんと理由がある。だからどんな対戦相手に対しても、過小評価するようなことはしないし、次の試合に集中するだけです。」と、語っている。
その他の試合では、第3シードのJW・ツォンガ(フランス)がM・ヨージニ(ロシア)と対戦し、6-3,6-2のストレートで勝利を収めている。ツォンガは2回戦でN・ダビデンコ(ロシア)と対戦する予定であったが、ダビデンコが負傷により棄権をしたため、戦うことなくベスト8進出を決めていた。
「1回戦でフルセットの試合をしていたから、2回戦がなくなって体を休めることができた状態で試合に臨むことができたよ。」と、ツォンガ。ツォンガは決勝進出をかけて、F・ロペス(スペイン)と対戦する。
世界ランク30位のF・ロペスはS・クエリー(アメリカ)との準々決勝で、4-6, 6-4, 6-4 の激闘を制し2時間26分で試合に終止符を打った。
ツォンガとロペスは過去4度対戦しているが、その全てでツォンガが勝利を収めている。
この日行われた試合結果は以下の通り。
N・ジョコビッチ (1) ○-× J・メルツァー, 6-1, 6-2
JW・ツォンガ (3) ○-× M・ヨージニ, 6-3,6-2
F・ロペス ○-× S・クエリー, 4-6,6-4,6-4
F・マイヤー ○-× Z・ザン, 6-3,6-4
今大会の優勝賞金は53万570ドル。
(翻訳/大木茂敬)
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