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女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額22万ドル、ハード)は土曜日に決勝戦を行い、ノーシードから勝ち上がったI・C・ベグ(ルーマニア)が予選勝者の16歳D・ヴェキッチを6-4, 6-4で下し、WTAツアー初優勝を飾った。ベグは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
ベグは第1セットの第7ゲームでブレークに成功、そのままこのセットを6-4で先取する。
第2セットに入ってもベグの勢いは止まらず、ゲームカウント4-4から2ゲームを連取すると、そのまま試合に終止符を打った。
ベグはサービスが好調で、ファーストサーブが入った際のポイント獲得率は74パーセントにのぼった。ヴェキッチの獲得率は48パーセントにとどまった。
試合後、ベグは「サーブが好調だったのが勝因だと思う。ドナ(ヴェキッチ)は素晴らしいテニスをしていたから、両セットでともにブレークできて何よりだったわ。第2セットの4-2から4-4に追いつかれたときは少し焦ったけれど、すぐに何とかブレークして5-4にできたのがよかった。」と、試合を振り返った。
「優勝できて気分は最高!いい思い出とともに、この地を去ることができるわね。今大会への出場は直前に決めたんだけど、そうしてよかったと思う。来年はディフェンディング・チャンピオンとして戻ってくるわ。」
一方、予選から7連勝して決勝に進んでいたヴェキッチは、優勝すれば6年ぶりにツアー最年少優勝を塗り替えることになっていた。しかし決勝戦では22歳のベグに対して後手に回り、記録更新とはならなかった。
ヴェキッチは「決勝戦に向けて心構えはできていたけれど、彼女(ベグ)は素晴らしいプレーをしていたわ。優勝に値すると思う。第2セットでブレークバックして4-4とした時はチャンスだったと思う。だけど、その直後のサービスゲームでちょっと焦ってしまってすぐにブレークバックされてしまったわ。」と、肩と落とした。
「でも、良い1週間を過ごすことができてハッピーね。決勝が接戦だっただけに準優勝で終わったことは少しがっかりだけど。今大会では多くの経験を積むことができたし、これからツアーでプレーしていく際に役立つと思う。」
ベグは第8シードのG・ウォスコボエワ(カザフスタン)、第3シードのA・コルネ(フランス)を撃破して決勝進出を果たしており、チャンスをしっかり生かしての見事な優勝だった。
(翻訳/森田系太郎)
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