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最終日を迎えた全日本学生テニス選手権大会。8月26日は女子シングルス、ダブルスの決勝が行われた。
第1シードの桑田寛子(日本)(早稲田4年)と、第6シードの山本翔子(日本)(亜細亜3年)が顔を合わせた女子決勝は、山本が「一球一球に意図があると感じる」と試合後コメントしたように、桑田が無駄のない速いテンポのストロークで山本を圧倒。
いろいろなコースにさまざまな球種を打って勝負する山本はその技を出せないまま、桑田がストレート勝ち。昭和38年に黒松和子さんが達成した以来のインカレ3連覇を成し遂げた。
「最後の年だったので優勝できて本当にうれしい」と喜びをあらわにした桑田。大学卒業後、プロになる予定だそう。「見ている人に楽しんでもらえるようなプレーをしたい」という桑田の今後の活躍が楽しみだ。
ダブルスは大竹/桑田組が山本/伊波組にストレートで勝利し、優勝を決めた。シングルス、ダブルス共に桑田は優勝、山本は準優勝に終わった。
<今日の結果> ※名前の前のカッコ内数字はシード順
●女子シングルス準決勝
(1)桑田寛子(早稲田4年) 6-1,6-4 (6)山本翔子(亜細亜3年)
●女子ダブルス準決勝
(1)大竹志歩(日本)・桑田寛子(早稲田) 6-3,6-3 山本翔子・伊波佳苗(亜細亜)
記事提供:テニスクラシック・ブレーク(日本文化出版)
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