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女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/モントリオール、賞金総額216万8400ドル、ハード)は8日、シングルス1回戦残り6試合と2回戦5試合が行われ、第5シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)はK・ペルバク(ロシア)を4-6, 7-6 (7-0), 6-0の逆転で、第8シードのS・エラーニ(イタリア)も予選を勝ち上がったJ・セペロバを6-3, 6-2のストレートで下して3回戦進出を決めた。
世界ランク6位のクヴィトバは同72位のペルバクに第1セットを先取されたが、第2セットは2度ずつのブレークからタイブレークへともつれた。そのタイブレークでは実力に勝るクヴィトバが一気にペルバクを引き離しセットオールへ。
第2セットを奪い返して勢いにのるクヴィトバは、第3セットでは1度もブレークポイントさえペルバクに握らせず、さらにペルバクのサーブ全てをブレークし勝利を物にした。
今年の全仏オープンで準優勝を飾った世界ランク9位のエラーニは、同117位のセペロバに、第1セット、第2セットとも2度のブレークを許したものの、4度のブレークに成功し、72分で3回戦へ駒を進めた。
クヴィトバは第9シードのM・バルトリ(フランス)とS・ポン(中国)の勝者と、エラーニは第10シードのN・リー(中国)と主催者推薦のE・ブシャールの勝者と、ストザーはサファロバと、それぞれ準々決勝進出を懸けて3回戦で顔を合わせる。
この日の1回戦でポンは予選勝者のA・レザイ(フランス)を7-6 (7-5), 6-3で、ブシャールはS・ペア(イスラエル)を3-6, 6-2, 7-5の逆転で下しての勝ち上がり。
一方、元世界ランク3位のN・ペトロワ(ロシア)が予選を勝ち上がったK・ベルテンス(オランダ)の前に6-3, 6-7 (4-7), 4-6の逆転で敗れて1回戦で姿を消した。
世界ランク21位のペトロワは同80位のベルテンスに、第1セットで2度のブレークを許すも4度のブレークに成功し先取。第2セットも先にブレークを奪ったペトロワが4-1とリードするも、その後ブレークバックを許しタイブレークへ。
そのタイブレークを制したベルテンスは、勝敗を決める第3セットで2度のブレークをペトロワに許したものの、3度のブレークを奪い返し2時間20分の逆転で勝利を飾った。
「試合の序盤はあまり良いプレーが出来なかった。それでも一生懸命戦い続けたら試合が進むにつれて徐々に自分のレベルが上がって行った。ハードコートでのプレーは日に日に良くなっている。今後もどんどん良くなる事を願います。」と、ベルテンスは自分のプレーに好感触を受けていた。
ベルテンスは2回戦で第7シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦する。今大会はシード選手16名が1回戦を免除されており、2回戦から登場する。
また、第4シードのS・ストザー(オーストラリア)はS・ハレプ(ルーマニア)と対戦中、7-5, 4-4としたところでハレプが左太腿を痛め途中棄権を申し入れてストザーに勝利が転がり込んだ。第14シードのF・ペネッタ(イタリア)もC・シーパース(南アフリカ)との試合で、4-1とリードしたところで右手首を痛め途中棄権を申し入れた。シーパースは労せず3回戦へ進んだ。
残りの2回戦では第16シードのL・サファロバ(チェコ共和国)が予選勝者のS・カラタンチェバ(ブルガリア)を6-4, 6-4で退けて3回戦進出を果たした。
その他の1回戦の試合結果は以下の通り。
C・マーケイル(アメリカ) ○-× A・ルス(オランダ), 3-6, 6-1, 6-3
M・バーテル(ドイツ) ○-× T・バボス(ハンガリー), 6-4, 5-7, 7-6 (7-5)
V・レプシェンコ(アメリカ) ○-× A・パブリュチェンコワ(ロシア), 6-2, 6-3
今大会の優勝賞金は38万5000ドル。
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