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女子テニスツアーのシティ・オープン女子(アメリカ/ワシントン、賞金総額22万ドル、ハード )は金曜日に準決勝を行い、第1シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)が第4シードのV・キング(アメリカ)を4-6, 7-5, 6-4の大逆転で下し、決勝進出を決めた。
パブリュチェンコワは気温34.4度と高温でかつ湿度の高い環境でプレーしていたため、熱中症気味となり、試合途中でトレーナーによる治療を受けての勝利だった。
それについてパブリュチェンコワは「信じられないほど暑かったです。現地の人たちがどうやって生活しているのか想像できないほど。とても驚きました。大会関係者は日程の変更を検討した方がよいかも知れませんね。私は6年間オーストラリアに住んでいるから暑さには慣れているし、どの選手にとっても同じ環境であることは分かっています。でも今日は暑さにやられてしまいました。」と話した。
世界ランク28位のパブリュチェンコワは今季初めは不調が続いていたが、全仏オープン以降は今大会を含めて4大会中3大会でベスト8以上をマークしており、調子を上げてきている。
これについてパブリュチェンコワは準々決勝終了後、「2週間前の自分とは全く違うプレーをしています。恐らく精神的な問題だと思いますが、今はより一層攻撃的なプレーが出来ています。」と分析している。
勝ったパブリュチェンコワは決勝でM・リバリコワ(スロバキア)と対戦する。リバリコワは準決勝で格上の第3シードS・スティーブンス(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
一方、ダブルス決勝には日本期待の青山修子(日本)がK・チャン(台湾)と組んで登場、I・ファルコーニ(アメリカ)/C・シーパース(南アフリカ)組を7-5, 6-2のストレートで下し、見事、優勝を飾った。青山/チャン組は優勝賞金1万1000ドルを獲得した。
シングルスのランキングを341位としている青山はダブルスをより得意としており、藤原里華(日本)と組んだダブルスでは2010年10月のHPオープンで準優勝している。準決勝では第2シードのKa・プリスコバ/Kr・プリスコバ組を撃破しての決勝進出だった。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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