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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会8日目の3日、女子シングルス準々決勝が行われ、第8シードのA・クルベールが第15シードのS・リシキ(ドイツ)に6-3, 6-7 (7-9), 7-5のフルセットで勝利、自身初となるベスト4に進出した。
1989年の全豪オープンでS・グラフ(ドイツ)とC・コーデ=キルシュ(ドイツ)以来となるグランドスラム準々決勝でのドイツ勢対決、今大会では初のベスト8進出を果たしていたクルベールは、第2セットで3本のマッチポイントがあったものの、このチャンスを決めきれず、フルセットにもつれていた。
「とてもタフな試合でした。」とクルベール。「私たち2人にとってタフでした。第3セットで彼女は信じられないプレーをしていました。マッチポイントがありながらも勝てなかったイーストボーン大会が頭をよぎりました。」
「第2セットでチャンスがありましたが、取りこぼしました。第3セットで彼女がサーブの時、チャンレンジに救われました。第3セットの彼女は良いプレーをしていましたし、いくつかのゲームでは全くチャンスがありませんでした。」
昨年に続くベスト4入りを目指すリシキに対し、第1セットを先取したクルベールは第2セット序盤でもブレークに成功する。対するリシキは第5ゲームでブレークバックに成功すると、試合は膠着状態に。
第2セット第10ゲーム、リシキのサービスゲームでクルベールは2本のマッチポイントのチャンスを迎えるが、ここはリシキがサービスキープに成功、このセットはそのままタイブレークに突入する。
このタイブレークでもクルベールに7-6とマッチポイントが1本あったが、リシキはこのピンチを切り抜けると、逆転でセットオールに追いつく。
お互いにブレークの仕合で始まった第3セット、ブレークしたら仕返したりと拮抗した展開となるが、第11ゲームで決定的なブレークに成功したクルベールが逃げ切り、2時間30分でベスト4の座を獲得した。
昨年のUSオープンに続くベスト4入りを決めたクルベールは、第3シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と第17シードのM・キリレンコ(ロシア)の勝者と対戦する。
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