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女子テニスツアーのガシュタイン女子（オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額２２万ドル、クレー）は金曜日に準々決勝を行い、第２シードのＹ・ウィックマイヤー（ベルギー）がＹ・モイスバーガー（オーストリア）を6-3, 6-2で下し、今季３度目となるＷＴＡツアー準決勝進出を決めた。

ウィックマイヤーはツアー４勝を飾っているものの、ここ２年以上は優勝から見放されており、今大会では久しぶりに優勝したいところ。すでに第１シードのＪ・ジョルジュ（ドイツ）が火曜日に敗退しているため、その可能性が高まっている。

一方、敗れたモイスバーガーは今大会と相性がよく、２００７年に今大会が創設されて以来、毎年ベスト８入りしている。しかし今大会以外ではベスト８入りしたことはない。

勝ったウィックマイヤーは準決勝でＭ・ミネッラ（ルクセンブルグ）と対戦する。ミネッラは準決勝で第８シードのＪ・ラーソン（スウェーデン）と対戦、第１セットを簡単に落としたものの、第２、３セットではラーソンを畳みかけ、1-6, 6-2, 6-2のスコアで勝利を決めた。

ドローの他の山では、第３シードのＫ・ペルバク（ロシア）が予選勝者のＣ・スコールを6-4, 6-1で下し、ベスト４入りを決めた。

ペルバクは土曜の準決勝で第７シードのＡ・コルネ（フランス）と対戦する。コルネはＥ・カベサ=カンデラを6-1, 6-2のスコアで一蹴しての勝ち上がり。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。