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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会10日目の5日、センターコートで女子シングルス準々決勝が行われ、第6シードのS・ストザー(オーストラリア)が第15シードのD・チブルコワ(スロバキア)に6-4, 6-1で勝利、2年ぶりとなるベスト4進出を果たした。
昨年のUSオープンを制したストザーは、地元オーストラリアで行われた全豪オープンではまさかの初戦敗退を喫していた。
大きな期待を背負って出場しながらも、残念な結果に終わった全豪オープンについて聞かれたストザーは「全く違うサーフェスですし、時期も違います。シーズンの最初はいつもタフなものです。また、オーストラリア人として、プレッシャーもありますが、いつかは上手く対応したいです。」と、地元でのメジャー大会についてコメントしている。
2009年の今大会で自身初となるグランドスラム4強入りを果たしていたストザーは、その翌年である2010年には初のメジャー決勝進出も果たしていた。
この日のストザーとチブルコワの対戦は、第2セット第2ゲームでストザーが0-40とブレークピンチに直面したものの、このゲームをキープしたストザーが試合の主導権を完全に握り、一気に6ゲームを連取して試合を決めた。
「彼女のトップスピンとサーブは、まるで男子のようでした。男子選手との対戦は難しいものです。」と敗れたチブルコワ。「今日はコート上で気が狂いそうでした。」
2010年の決勝ではF・スキアボーネ(イタリア)に敗れていたストザーは、準決勝で同じイタリア勢のS・エラーニ(イタリア)と対戦する。
そのエラーニについてストザーは「彼女にとって今年は躍進の1年になるでしょう。彼女は良いシーズンを過ごしています。それに敬意を払い、そのことを意識しなければなりません。」とコメントを残している。
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