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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会9日目の4日、女子シングルス4回戦が行われ、予選から勝ち上がってきたY・シュウェドワ(カザフスタン)が第7シードのN・リー(中国)に3-6, 6-2, 6-0の逆転で勝利、ベスト8に進出する波乱が起きた。
今大会のディフェンディング・チャンピオンであるリーは、第1セットを2度のブレークで先取したものの、第2セットではシュウェドワに4度ものブレークを許してしまい、セットオールに追いつく。
ファイナルセットに入ると、ミスを散発するリーに対しシュウェドワが堅実なプレーでポイントを重ね3度のブレークに成功、このセットをベーグルで奪うと、2時間2分で2年ぶりとなるベスト8進出を果たした。
24歳のシュウェドワは、今でこそシングルスの世界ランクが142位ながらも、かつては自己最高で29位を記録していた。現在はダブルスを主戦場としており、2010年のウィンブルドンとUSオープンでダブルスタイトルを獲得している。
シュウェドワは準々決勝で、第4シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)とV・レプシェンコ(アメリカ)の4回戦の勝者と対戦する。
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