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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会6日目の1日、順延となっていた女子シングルス2回戦が行われ、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が森田あゆみ(日本)に6-1, 6-1のストレートで快勝、順当に3回戦に駒を進めた。
グランドスラム3勝を誇るシャラポワはこの日、試合を通して22本ものウィナーを決めるなど5度のブレークに成功すると、自らのサービスゲームでは1度もブレークピンチに直面することなく、1時間ちょうどで森田を退けた。
前の試合が長引いたために、繰り越しとなっていたこの試合についてシャラポワは「この試合のために20回もウォームアップしたかのようです。ただコートで試合をしたかった1日でした。1日中コートにいて、座って待って、食事をとったり、睡眠をとったり時間を潰していました。」と、前日の様子についてコメントしている。
25歳のシャラポワは、2004年のウィンブルドンでグランドスラム初優勝を飾ると、2006年のUSオープン、2008年の全豪オープンでもタイトルを獲得しているが、この全仏オープンではいまだ決勝進出も果たしていない。
今年は最大のライバルと目されていたS・ウィリアムズ(アメリカ)が早々に敗退しており、一気にシャラポワが優勝候補に躍り出たが「準々決勝まで行ってしまえば、相手は関係ありません。高いレベルでのプレーを要求されます。ネットの向こう側がセリーナだろうと誰だろうと関係ありません。彼女たちに勝たないとならないのですから。」と語っている。
1回戦をダブルベーグルで勝ち上がってきたシャラポワはこの日、森田の倍のポイントを獲得していた。「今日は彼女を動かそうとしました。積極的で良いプレーが出来たと思いますし、必要な時にコートの内側でプレーできました。」と、自らのプレーを振り返った。
この日はシングルス3回戦8試合も行われており、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)がA・ウズニアッキ(カナダ)に6-4, 6-4のストレートで勝利、4回戦に進出している。
「試合をするたびにプレーが良くなってきているので、とても満足しています。」と試合後に語ったアザレンカは、4回戦でD・チブルコワ(スロバキア)と対戦する。第15シードのチブルコワは、MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)に6-2, 6-1で快勝している。
この他のシングルス3回戦の結果は以下の通り。
S・クズネツォワ(ロシア) (26) ○-× A・ラドワンスカ(ポーランド) (3), 6-1, 6-2
S・ストザー(オーストラリア) (6) ○-× N・ペトロワ(ロシア) (27), 6-3, 6-3
A・クルベール (10) ○-× F・ペネッタ(イタリア) (18), 4-6, 6-3, 6-2
S・エラーニ(イタリア) (21) ○-× A・イバノビッチ(セルビア) (13), 1-6, 7-5, 6-3
P・マーティク ○-× A・メディーナ=ガリゲス(スペイン) (29), 6-2, 6-1
S・スティーブンス(アメリカ) ○-× M・ヨハンソン(フランス), 6-3, 6-2
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