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ソニーエリクソンオープン(アメリカ・マイアミ)女子準決勝で、第2シードのマリア・シャラポワ(WTAランキング2位)と第4シードのキャロライン・ウォズニアッキ(同6位)が、共に初タイトルを目指す決勝をかけて戦った。過去の対戦成績は、シャラポワの3勝2敗だ。
シャラポワが第1セット立ち上がりから攻勢に出て、ツーブレークで一気に4-1とするものの、第6ゲームで40-30からシャラポワがブレークを許すと流れが一気に変わった。
「数ゲームを落として、集中に欠けてしまった。」こうシャラポワが振り返ったように、第6ゲームから、ウォズニアッキが5ゲーム連取をして、6-4でセットを先取した。
「でも、再びステップアップできた。アグレッシブになれた」と言うシャラポワは、攻撃的なストロークを放って、第2セット序盤にツーブレークして4-0とし、試合の流れを引き戻した。このリードを保ったシャラポワは、第2セットを6-2で取り、セットオールとした。
「マリアは、背が高いし、リーチもある。それに重いボールを打って、ボールが短くなるとアタックしてくる」とウォズニアッキがこう嘆いたように、ファイナルセットに入っても、シャラポワの勢いが勝り、セット中盤でツーブレークして5-2とした。第8ゲームをウォズニアッキがブレークバックして意地を見せるものの、結局シャラポワが6-4で取って、2時間34分の激闘に終止符を打った。
「決勝に進めて、また初優勝を狙うチャンスが巡って来て嬉しい。少女時代に、このコートでプレーし、決勝の舞台に立つことをいつも夢見ていた」
IMGアカデミー出身のシャラポワは、12歳頃に唯一観戦したのが、マイアミ大会だった。フロリダ・ブラデントンから、家族と一緒に車で4時間かけてマイアミを訪れ、マルセロ・リオスやエフゲニー・カフェルニコフやモニカ・セレスを観戦したという。
シャラポワは、マイアミ大会で3回決勝進出(05、06、11年)を果たしているが、いずれも準優勝に終わっている。果たして、4度目の挑戦で、マリアの少女時代からの夢は叶うだろうか。
(文・写真/神 仁司)
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