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女子テニスツアーのソニー・エリクソン・オープン女子(アメリカ/マイアミ、賞金総額482万8050ドル、ハード)は21日、シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)は主催者推薦で出場のV・ウィリアムズ(アメリカ)に0-6, 3-6のストレートで敗退、初戦で姿を消した。
第1セットをベーグルで落としたクルム伊達であったが、第2セットのオープニングゲームでブレークに成功、この試合初めてのゲームを奪う。しかし、それだけでは試合の流れを変えるには至らず、このセットも2度のブレークを許すと、1時間17分で敗退となった。
昨年8月以来となる復帰戦で勝利を飾ったヴィーナスは、両手を広げてその喜びを爆発させた。その様子は1回戦ではなく、決勝で勝利したかのようだった。
昨年のUSオープン2回戦、S・リシキ(ドイツ)との試合を前に棄権していたヴィーナスは、シェーグレン症候群という自己免疫疾患の一種を患っていることを告白。その後は治療に専念するため、ツアーから離れていた。
久々となる公式戦での勝利にヴィーナスは「自分にとってこの大会に、ここに居られることだけで勝利に値します。自分自身にそう言い聞かせていました。失うものはありませんでした。このレベルに復帰できただけで勝利なのです。」と、復帰した喜びを語っている。
この日の試合でヴィーナスは、5本のサービスエースと26本のウィナーを決めていた。
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