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男子テニスの元世界ランク3位であるI・リュビチッチ(クロアチア)は7日、来月に行われるモンテカルロ・マスターズを最後に現役を引退することを発表した。
3月19日に33歳になるリュビチッチは、2006年に自己最高となる世界ランク3位を記録していた。また2005年にはデビスカップ代表チームの一員として母国クロアチアの優勝に貢献したほか、アテネ五輪ではM・アンチッチ(クロアチア)とのペアで銅メダルを獲得していた。
ATPツアーでは通算10タイトルを獲得しており、2010年のインディアンウェルズ・マスターズでは、N・ジョコビッチ(セルビア)、R・ナダル(スペイン)、そしてA・ロディック(アメリカ)といった強豪たちを破って優勝している。
またリュビチッチは、2002年から2008年にかけて男子ツアーの選手会の一員としても活躍、2007年からは選手会長も務めていた。
15年にも及ぶ現役生活にピリオドを打つリュビチッチは「プロ選手にとってリタイアとは簡単な決断ではありません。」としながらも「自分の人生の次のステージが楽しみです。テニスは僕に多くのものをもたらしてくれたし、これからも関わっていきたい。」と、今後の抱負についてコメントしている。
元世界王者で30歳のR・フェデラー(スイス)はリュビチッチの引退について「彼はずっと良い友達だったし、彼が引退するのは本当に悲しい。引退については何度も話したこともあるし、彼の家族にとっては良いタイミングだったと思う。ちょうど2人目の娘が生まれたばかりだからね。」とコメントしている。
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