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男子テニスツアーのバークレイズ・ドバイ・デューティ・フリーテニス選手権(カタール/ドバイ、賞金総額170万475ドル、ハード)に出場するR・フェデラー(スイス)が、この2年間でグランドスラムのタイトルが取れなかった理由を自身の見解とともに語った。
世界ランク3位のフェデラーが最後にメジャータイトルを獲得したのは、2010年の全豪オープンであり、昨年は2002年以来となるグランドスラム無冠でシーズンを終えていた。
このことについてフェデラーは、自身の衰えについては何も影響はないとしつつも、「こちらは少しの自信を失い、相手は少しの自信を得ていた。」と語っている。
またフェデラーは「この数年、タフな敗戦がいくつかありました。」と、特定の試合についての言及はさけている。
ロッテルダムで今季初タイトルを獲得しているフェデラーは今週、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)と同4位のA・マレー(英国)とともに、今大会に出場している。
2009年にP・サンプラス(アメリカ)の持っていたグランドスラムのシングルス最多勝利の記録を塗り替えたフェデラーであるが、サンプラスが持つ世界ランク1位の在位記録にはあと1週間だけ届いていない。
「その記録を達成するのは素晴らしいことだけど、それがなくても僕の人生はOKさ。ピートは親友だし、テニスにとって偉大なチャンピオンだ。彼の記録全てを破る必要はないね。すごく近くにいるし、記録更新をしたいと思えば出来たかも知れない。だけど、その道を選びませんでした。」
2010年の5月を最後に世界王者の地位から遠ざかっているフェデラーだが、まだ王座奪還の可能性はあるとしている。その根拠として、最近4カ月で3つのタイトルを手にしていることを挙げている。
「もしUSオープンまで本当に良いプレーを続けられたら、チャンスはあるでしょう。だけど、ほかの10人くらいにも同時にチャンスはあります。本命ではないことは承知しているけど、調子は良いと思います。この短い期間で、たくさんのタイトルを獲得したことは、大きな自信になります。」
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