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男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、賞金総額120万7500ユーロ、ハード)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第3シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に6-1, 6-4のストレートで勝利、今季初タイトルと優勝賞金29万550ユーロを手に入れた。
世界ランク3位のフェデラーは、デル=ポトロのらしくないミスもあり試合開始から5ゲームを連取、一気に第1セットを先取する。第2セットに入ると、2009年のUSオープン決勝でフェデラーを破っているデル=ポトロが2-1とリードするが、フェデラーの勢いは止まらず、1時間26分でゲームセットとなった。
「自分にとって、1999年にここで準々決勝に進出したことが全ての始まりでした。」とフェデラー。「大会を通して期待されていました。その期待に応えることができて満足しています。」
30歳のフェデラーにとって、今大会に出場するのは優勝した2005年以来のこと。一方のデル=ポトロは、今大会に初出場だった。
今大会では準決勝まで全試合をストレートで勝ってきたデル=ポトロであったが、この日の第1セットでは自らのサービスゲームで7ポイントしか獲得できなかった。第2セットでは調子を取り戻しつつあったが、重要なポイントでフェデラーに差をつけることはできなかった。
準決勝ではN・ダビデンコ(ロシア)を逆転で破っていたフェデラーは、第2セットで4-2とリードを奪うと、最後は自らのサービスゲームをしっかりとキープ、キャリア通算71勝目を飾った。
「自分のリズムを取り戻すことができました。ダビデンコとの準決勝は、デル=ポトロとの試合への良いウォームアップになりました。」と語ったフェデラーは、試合を通してデル=ポトロにブレークを許すことはなかった。
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