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男子テニスツアーのブラジル・オープン(ブラジル/サンパウロ、賞金総額47万5300ドル、クレー)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードのN・アルマグロ(スペイン)がF・ボランドリ(イタリア)に6-3, 4-6, 6-4のフルセットで勝利、大会連覇を達成するとともに優勝賞金8万5800ドルを手に入れた。
世界ランク11位で26歳のアルマグロにとって、今大会での優勝は2008年と昨年に続き3度目のこと。またキャリア通算では11勝目となった。アルマグロのツアータイトルは、全てクレーコート大会のものとなっている。
第3セット終盤でブレークに成功したアルマグロは、そのまま2時間1分で優勝を決めた。試合後に自らのベンチに戻ったアルマグロは、「I love Brazil」と書かれたTシャツに着替えた。
「信じられません。」とアルマグロ。「満員のスタジアムは素晴らしいものです。ここの雰囲気はいつもエンジョイしていますし、ファンの皆さんが後押ししてくれます。」
先週末に行われたデビスカップにスペイン代表として出場していたため、今大会への出場が危ぶまれていたアルマグロは、今年は主催者推薦として出場している。今大会でスペイン勢が決勝に進出するのは8年連続のこととなり、そのうちで優勝したのは今回で6度目のこととなる。
一方のボランドリにとって、今回がキャリア通算7度目のツアー決勝進出となった。2006年以来のタイトルに迫ったボランドリだったが、これまでに3勝6敗と相性の悪いアルマグロを攻略することはできなかった。
第1セット第2ゲームでブレークに成功したボランドリであったが、アルマグロはこのセットだけで3度のブレークに成功、セットを先取する。
第2セットに入っても試合はアルマグロのペースで進むが、5本のブレークピンチを切り抜けたボランドリが少ないチャンスを生かしてブレーク、試合はファイナルセットにもつれ込んだ。
ファイナルセットではアルマグロが立て直しに成功し、世界ランク69位のボランドリにブレークポイントのチャンスすら与えず、最後のゲームでブレークに成功していた。
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