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男子テニスツアーのSAPオープン（アメリカ/サンホセ、賞金総額５３万１０００ドル、ハード）は１４日、シングルス１回戦６試合が行われ、Ｍ・ラッセル（アメリカ）が第７シードのＤ・ヤング（アメリカ）に6-1, 7-6 (8-6)のストレートで勝利、２回戦に進出する波乱が起きた。

今年でプロデビューから１４年目、３３歳のラッセルは２２歳のヤングから５度のブレークに成功すると、１時間３１分で今季２勝目となるツアーレベルでの勝利を挙げた。

この日は他にも地元勢のベテランが活躍している。主催者推薦で出場している２９歳のＲ・ジネプリ（アメリカ）は、Ｘ・マリス（ベルギー）に6-1, 6-2のストレートで快勝、昨年のＵＳオープン以来となるツアー大会での勝利となった。

かつては世界ランク１５位まで上り詰めたジネプリであったが、２０１０年に肘を負傷してしまいランキングも降下、今大会には２３５位としてエントリーしている。

初戦を勝利したジネプリは「素晴らしい気分です。自分のプレーの全てに満足しています。リターンが良く、彼に良いタイミングでプレッシャーをかけられました。このレベルに戻るまで、本当にハードな練習を積んできたので、ただプレーできるだけで嬉しい。」と、怪我からの復帰を喜んだ。

この他の試合の結果は以下の通り。

Ｄ・クトロフスキ ○-× Ｄ・ラジョラ, 6-7 (7-9), 6-3, 7-6 (7-3)
Ｇ・ミュラー（ルクセンブルグ） ○-× Ｔ・スミチェク（アメリカ）, 2-6, 7-6 (7-5), 6-3
Ｄ・クドラ ○-× Ｊ・ソック（アメリカ）, 6-4, 6-7 (6-8), 6-3
Ｓ・ダルシス（ベルギー） ○-× Ｓ・ジョンソン（アメリカ）, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)

今大会の優勝賞金は９万５８６０ドル。