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女子テニスツアーのGDFスエズ・オープン(フランス/パリ、賞金総額63万7000ドル、ハード)は9日、シングルス2回戦残り6試合が行われ、第2シードのM・バルトリ(フランス)がP・マーティク(クロアチア)を7-5, 6-1のストレートで下すなど、シード勢が順当に準々決勝進出を決めた。
この日のナイトマッチに登場したバルトリは、お互いに3度のブレークを奪い合うブレーク合戦となった第1セットでは、5-5からの第11ゲームでこのセット4度目のブレークに成功、続く第12ゲームをしっかりとサービスキープしセットを先取。
これで流れを掴んだ世界ランク7位のバルトリは第2セット、同66位のマーティクに1度もブレークを許さず、3度のブレークをマーティクから奪うと、1時間45分のストレートで勝利し、詰めかけた地元ファンの声援に答えた。
「彼女(マーティク)とは試合をしたことがなかったので、試合の序盤は戦術的に試行錯誤を強いられました。真ん中にボールを集め過ぎてしまい、彼女のサーブにも上手く対応出来なかったので、第1セットはとても疲れてしまいました。それでも一度リードを広げると、全てが良くなって行きました。」とバルトリは試合を振り返っていた。
バルトリは準々決勝で第7シードのR・ビンチ(イタリア)と顔を合わせる。ビンチはこの日、予選から勝ち上がったB・マテック(アメリカ)を6-3, 1-6, 6-3のフルセットで退けての勝ち上がり。
ビンチは第1セットを先取するも、第2セットに入るとマテックに流れを奪われ1セットオールに持ち込まれる。第3セットではサーブの調子を上げたビンチは、自身のサービスゲームではわずか4ポイントしか失わず、マテックから2度のブレークを奪うと1時間46分で勝利を手にした。
その他、第9シードのA・クルベール(ドイツ)がM・ニクルスク(ルーマニア)を6-3, 4-6, 6-3のフルセットで、K・ザコパロバ(チェコ共和国)がT・ピロンコバ(ブルガリア)を6-0, 6-3のストレートで倒しベスト8入りを果たした。
世界ランク27位のクルベールは同32位のニクルスクに、第1セットでは3度のブレークに成功し先取。第2セットでは2度のブレークをニクルスクに奪われ勝敗の行方は第3セットへ。その第3セットでは1度ブレークをニクルスクに許したクルベールだったが、2度のブレークに成功し1時間53分で勝利した。
昨年のUSオープンで、自身初となるグランドスラムでのベスト4進出を果たしたクルベールは、この日の勝ち上がりで自身初となるプレミア大会でのベスト8入りとなった。準々決勝では第1シードのM・シャラポワ(ロシア)と顔を合わせる。
ザコパロバは試合の序盤から主導権を握り、一気に7ゲームを連取。第2セットでも流れをピロンコバに渡さずわずか63分で勝利。今大会まで今季は0勝3敗だったザコパロバは、この日の勝ち上がりで自身5度目となるプレミア大会での8強入りとなった。
「第1セットでは、ほとんどミスをすることない完璧なプレーが出来ました。第2セットでピロンコバはペースを落としミスを減らして来たので、ちょっと接戦になりました。それでも集中を切らすことなく戦い抜きました。ラッキーなポイントもあって幸運にも恵まれていました。」と語るザコパロバは、準々決勝では第6シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)と対戦する。
残りの試合では、予選勝者のM・バーテル(ドイツ)が主催者推薦のP・パルメンティエ(フランス)を6-3, 6-0で、Y・ウィックマイヤー(ベルギー)がC・マーケイル(アメリカ)を6-2, 7-5と、いずれもストレートで下してベスト8へ顔を揃えた。バーテルとウィックマイヤーが準々決勝で戦う。
今大会の優勝賞金は10万7000ドル。
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