HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会9日目の24日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードのR・フェデラー(スイス)が第11シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に6-4, 6-3, 6-2のストレートで勝利、9年連続となる準決勝進出を果たした。
第1セット第10ゲームでブレークするとともに、セットを先取したフェデラーは、第2セットで1度、第3セットでは2度のブレークをデル=ポトロから奪い、1時間59分で勝利を収めた。
グランドスラム16勝を誇るフェデラーがグランドスラムの準決勝に勝ち残るのは、今回でキャリア通算30回目となった。
この日の試合がツアーレベルで1000試合目となったフェデラーは、これで生涯成績を814勝186敗とした。
「これが1000勝目だったら良かったけど、1000試合もできて嬉しいです。この試合に勝てたこともね。500試合目は覚えていませんが、2005年のUSオープン決勝でA・アガシ(アメリカ)との試合です。たくさんの試合をしてきました。長い間ツアーにいて、健康であるということでしょう。」
試合開始から3-0とリードしたフェデラーであったが、その直後にデル=ポトロがブレークバックに成功して追いつく。デル=ポトロのサービスゲームとなった第1セット第10ゲーム、15-40とフェデラーが2本のセットポイントのチャンスを迎えると、ここでデル=ポトロが痛恨のダブルフォルトを犯す。
第2セット第4ゲームでブレークに成功したフェデラーであったが、5-3で迎えた第9ゲームで4本のブレークピンチに直面する。このピンチを切り抜けたフェデラーが2セットアップとリードを広げると、第3セットでも2-0とリードを奪う。
さらに第7ゲームでもブレークに成功したフェデラーは、第8ゲームで簡単にマッチポイントのチャンスを迎えると、最後はバックハンドのウィナーで勝利、2004年のアガシ以来となる30歳以上での全豪ベスト4進出を決めた。
「あの第2セットのゲームの重要さは分かっていました。」とフェデラー。「だけど、何とかピンチを切り抜け、キープできたのは大きかったです。」
「動きもサーブも良かったし、きれいにボールを打てました。今日は暑く、球足の速いコンディションでした。これからはナイトセッションのみになるので、違ってきます。もっとタフな試合になりますが、準備はできています。」
フェデラーが今大会で優勝すると、史上2人目となる全豪オープン5勝目の達成となる。地元オーストラリアが生んだ名選手でグランドスラム12勝を達成しているロイ・エマーソンが、1967年に今大会で6度の優勝を記録している。
昨年の準決勝ではN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れているフェデラーは、第2シードのR・ナダル(スペイン)と第7シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)の勝者と決勝進出を争う。
その他のニュース
5月10日 5月9日 5月8日 【1ポイント速報】大坂なおみ ローマ1回戦 (21時40分) 5月7日 テニス習慣・ライフスタイルアンケート実施中 (12時05分) |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.