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女子テニスツアー最終戦であるWTAチャンピオンシップ(トルコ/イスタンブール、賞金総額490万ドル、ハード)は大会6日目の30日、ダブルス決勝が行われ、L・フーバー(アメリカ)/L・レイモンド(アメリカ)組がK・ペシュキ(チェコ共和国)/K・シュレボトニック(スロベニア)組に6-4, 6-4のストレートで勝利、見事タイトルを獲得した。
今年4月からペアを組み始めたフーバーとレイモンドは、ペアとして11大会しか出場していないにもかかわらず、今大会を含め4大会でタイトルを獲得するなど、お互いに世界ランク1位を経験した実力を存分に発揮している。
今大会には第2シードとして出場したフーバー/レイモンド組は、準決勝ではディフェンディング・チャンピオンのG・ドゥルコ(アルゼンチン)/F・ペネッタ(イタリア)組を4-6, 6-3, [10-7]の逆転で破っていた。
この日の決勝では、第1セットを先取すると、第2セットでも3-1とリードを奪ったものの、ここからペシュキ/シュレボトニック組に3ゲームを連取され、3-4と逆転されてしまう。しかし、経験に勝るフーバー/レイモンド組は3ゲームを連取して一気に勝利を決めた。
フーバー/レイモンド組とペシュキ/シュレボトニック組は、今年6月に唯一の対戦があるが、その時はペシュキ/シュレボトニック組が6-3, 6-0で圧勝していた。
「今シーズンの初めの方は忘れました。」とフーバー。「私たちは厳しいトレーニングを積んできましたし、お互いのことをより理解しました。ともにハードワークを楽しみました。今は信じられない気持ちです。」
フーバーにとって、これがツアー最終戦で3度目のタイトル獲得。一方のレイモンドは、今回が4度目となるツアー最終戦での優勝となった。レイモンドは過去、R・スタブズ(オーストラリア)、S・ストザー(オーストラリア)とともに今大会で優勝しており、史上2人目となる異なる3人のパートナーと最終戦を制覇したことになる。
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