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女子テニスツアーのBGLルクセンブルグ・オープン(ルクセンブルグ/ルクセンブルグ、賞金総額22万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)がノーシードから勝ち上がっていたM・ニクルスク(ルーマニア)を6-2, 6-2のスコアで一蹴し、見事、優勝を飾った。アザレンカは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
スピン、角度のあるショット、スライスを混ぜてトリッキーなプレーをするニクルスクに対してアザレンカは自分のテニスをしっかり展開し、1時間14分でタイトルを決めた。
試合後、アザレンカは「モニカのプレースタイルは非常に変わっています。ですので深いボールを打ちながら我慢が必要でした。しかし同時に攻撃もしなければなりませんでした。ただ深いボールを打っているだけでは負けてしまいますので。攻撃的なプレーも心がけ、すべてのポイントを取りにいきました。それが功を奏したのでうれしく思っています。」と振り返った。
これでアザレンカは今季3勝目、キャリア通算では8勝目となった。アザレンカは4月のマルベーリャ大会で優勝しており、それ以来となるタイトルとなった。また決勝進出は5月のマドリードの大会以来のことだった。
アザレンカは「またタイトルを手にできてうれしく思います。試合をこなすにつれていいプレーができるようになっていました。(ツアー最終戦の)イスタンブールの前に試合をするために今大会にエントリーしました。ですが、もちろん優勝を狙っていました。どの大会でも常にベストを尽くしています。」と話している。
「今大会ではすばらしい時間を過ごすことができました。最高の大会です。他の大会にも今大会のいいポイントを見習ってほしいと思います。」
一方、世界ランク34位のニクルスクにとって今回が初のツアー決勝進出だった。ニクルスクはこれまでITFサーキットを中心にツアーを転戦してきたが、今月に入って調子を上げており、チャイナ・オープンではN・リー(中国)を下すなどしてベスト4入りしている。
ニクルスクは「インドアの大会で決勝に進めて驚いています。このような形で今シーズンを終えられてうれしく思っています。アザレンカはすばらしい選手です。今日はベストを尽くしましたが4ゲームしか取れませんでした。しかしいい1週間でした。大きな収穫がありました。録画映像で自分の試合を観ましたが成長がみられます。来シーズンが待ち遠しいです。」と、早くも照準を来年に合わせていた。
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