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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額210万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第3シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)がノーシードから勝ち上がっていたM・チリッチ(クロアチア)を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下し、今季初優勝を飾った。ベルディフは優勝賞金50万5000ドルを獲得した。
今回の勝利でベルディフは現在世界ランク7位のJW・ツォンガ(フランス)を抜くことが決まり、また年末の8選手のみが出場できるシーズン最終戦の出場資格を手にできる可能性が高まってきた。
今季のベルディフはこれまで6度準決勝に進んだものの決勝戦には進めておらず、今回シーズン初の決勝進出で見事、タイトルを決めた。ベルディフの優勝は2009年のミュンヘンでの大会以来のこと。
試合後、ベルディフは「今回の優勝は大きな意味を持っています。29カ月ぶりの優勝だからです。やっと優勝できてうれしく思います。」と話した。ベルディフは2010年のウィンブルドンで決勝に進んでいたが、R・ナダル(スペイン)に敗れて準優勝に終わっていた。
一方、敗れたチリッチは強力なサービスと安定したプレーで第1セットを6-3で奪い、そのまま波に乗るかと思われた。しかし第2セットに入るとベルディフが3-0とリードを重ねる。その後、チリッチは4-4と追いつくが、第9ゲームで再びブレークを許すと、5-4からベルディフがきっちりサービスをキープし、このセットを6-4で奪い返す。
ファイナルセットでは第3ゲームでベルディフがブレークに成功すると、そのままリードを保ち、優勝を決めた。
ベルディフは「第2セットでいいスタートが切れました。ブレークに成功し、波に乗れました。」と振り返っている。
チリッチは「今日の敗退に少しがっかりしています。諦めてはいませんでしたが、数ポイントが第2セットの行方を決めました。ファイナルセットはそのまま進んでしまいました。」と肩を落としていた。
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