男子テニスツアーのクロアチア・オープン（クロアチア/ウマグ、賞金総額４５万ユーロ、クレー）は２６日、シングルス１回戦１０試合が行われ、ディフェンディング・チャンピオンのＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）が対戦相手の途中棄権により勝利、２回戦に進出した。
今大会にはノーシードとして出場しているフェレーロは、世界ランク９７位のＭ・ゴンサレス（アルゼンチン）に対し3-6, 6-3, 1-1と追いつくと、ゴンサレスが後背部の負傷のために試合の続行が不可能となり棄権、この時点でフェレーロの勝利が確定した。
思わぬ形で２回戦進出となったフェレーロは「こういった形での勝利は、どんなときでもいいものではありません。」と、相手を気遣った。
この他の試合ではシード勢が順当に勝ち進んでおり、第５シードのＴ・ロブレド（スペイン）がＲ・ラミレス=イダルゴ（スペイン）に6-3, 6-2で、第６シードのＦ・フォニュイーニ（イタリア）がＲ・マシャド（ポルトガル）に6-4, 6-3で、第７シードのＡ・セッピ（イタリア）はＤ・ラヨビッチに6-4, 6-2で勝利している。
この他の試合の結果は以下の通り。
Ｒ・ハース（オランダ） ○-× Ｓ・バノッツィ（イタリア）, 3-6, 6-3, 6-1
Ｇ・ナソ ○-× Ｍ・デリク, 6-4, 6-2
Ｆ・ボランドリ（イタリア） ○-× Ｍ・パヴィク, 6-4, 6-0
Ｐ・スタラーチェ（イタリア） ○-× Ｔ・デ=バッカー（オランダ）, 6-7 (5-7), 6-2, 6-1
Ｃ・ベルロク（アルゼンチン） ○-× Ｂ・カブチッチ（スロベニア）, 6-4, 6-7 (7-9), 6-4
Ｏ・ロクス（ベルギー） ○-× Ｓ・スタコフスキ（ウクライナ）, 6-4, 6-4
今大会の優勝賞金は７万２６００ユーロ。
（2011年7月27日9時32分）
清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ 
