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男子テニスツアーのユニセフ・オープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額45万ユーロ、芝)は17日、準決勝2試合が行われ、第4シードのI・ドディグ(クロアチア)が第2シードのM・バグダティス(キプロス)に7-6 (7-4), 6-1のストレートで勝利、決勝に進出した。
前日に予定されていた試合が雨で順延となっていたため、この試合に先駆けて行われた準々決勝で、D・グレメルマイヤー(ドイツ)を6-1, 6-0で下していたバグダティスは、第1セット第11ゲームでブレークに成功したものの、直後のサービスゲームでラブゲームでブレークされてしまう。
このブレークで試合の流れを掴んだドディグは、タイブレークを制して第1セットを先取すると、第2セットでは3度のブレークをバグダティスから奪い勝利、1時間28分で決勝進出を決めた。
「決勝に進出できて、とても良い気分です。」とドディグ。「もちろん、コート上でのパフォーマンスにも満足しています。今日はとても高いレベルでプレーしていたと思いますし、勝利にふさわしいと思います。」
自己最高となる世界ランク42位を記録している26歳のドディグは、今回がキャリア通算2度目となるツアー決勝進出となる。今年2月に行われたザグレブ・インドアでドディグは、自身初のツアータイトルを獲得していた。
決勝でドディグは、ノーシードのD・ツルスノフ(ロシア)とタイトルを争う。ツルスノフは準々決勝でS・ヒラルド(コロンビア)に6-3, 4-6, 6-4のフルセットで勝利すると、続いて行われた準決勝では、第3シードのX・マリス(ベルギー)を6-3, 7-6 (7-1)で下し、決勝進出を決めている。
自身9度目となるツアー決勝進出を果たしたツルスノフは「ドディグのことはあまり良く知りません。しかし、今年の彼は調子が良いことは分かっています。ザグレブでタイトルを獲得していますし、全てのサーフェスで良いプレーをしています。ですから、最後のポイントまで諦めずにプレーして、チャンスを掴んでいく必要があるでしょう。」と、決勝に向けて気を引き締めた。
またベスト4で敗退となったマリスは、準々決勝でA・ボゴモロフJR(アメリカ)に6-2, 6-4で勝利していた。
今大会の優勝賞金は6万8850ユーロ。
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