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女子テニスの元世界ランク7位であるP・シュニーダー(スイス)が全仏オープンの1回戦で敗れた4日後である土曜日、現役からの引退を表明した。
32歳のシュニーダーは、これまでにグランドスラムに59回出場、1997年から2009年までは52大会連続で出場しており、2004年の全豪オープンでは準決勝に進出していた。
「テニス選手としての素晴らしい時間に幕を下すときが来たようです。とても感情的な決断でした。落ち着くのに少し時間が必要です。」
1994年にプロデビューをしていたシュニーダーは、グランドスラム決勝に進出できなかったことが唯一の心残りとした。
「グランドスラム決勝は間違いなく夢でしたし、これからも夢のままです。」
R・フェデラー(スイス)と同じくスイスのバーセル生まれであるシュニーダーは、キャリア通算で555勝370敗という成績を残しており、11大会でタイトルを獲得している。
思い出の大会についてシュニーダーは「間違いなくチューリッヒでの優勝です。キャリア最高のタイトルですし、地元でしたから。それにスイスでのフェドカップです。」と、地元での大会とした。
シュニーダーは1998年、M・ヒンギス(スイス)とともにフェドカップ決勝に進出していたが、C・マルティネス(スペイン)とA・サンチェス=ビカリオ(スペイン)を擁するスペインに敗れていた。
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