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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会13日目の29日、男子ダブルス決勝が行なわれ、第1シードのB・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)組が第3シードのL・パエス(インド)/M・ブパティ(インド)組を6-3, 6-4のストレートで下し、今大会3連覇を達成した。
過去8年間もナンバー1ダブルスペアとして活躍しているブライアン兄弟は、USオープンで3回の優勝を達成しているほか、全仏オープンとウィンブルドンでもタイトルを獲得している。
今大会では2006年、2007年、2009年、そして昨年にタイトルを獲得しているブライアン兄弟は、この日の試合で1度もサービスゲームを失うことなく、インドペアから2度のブレークに成功、勝利の瞬間、すっかりおなじみとなった「チェスト・バンプ」のアクションでタイトルを祝った。
この勝利でブライアン兄弟は、オープン化以降では歴代最多となるタイトル数を68に伸ばした。この記録は、かつて「ウッディーズ」の愛称で親しまれたM・ウッドフォード(オーストラリア)とT・ウッドブリッジ(オーストラリア)の記録より7勝も上回っている。
また彼らは、ウッディーズが持つグランドスラム勝利数「11」にあと1勝に迫ると同時に、オープン化以降の最多勝となるJ・ニューコム(オーストラリア)とT・ローチ(オーストラリア)の記録「12」にあと2勝となった。
今大会でブパティとパエスは驚嘆すべきコンビネーションで決勝まで勝ち上がってきたが、両者がペアを組んでグランドスラムに出場するのは2002年以来となる。
かつて「インディアン・エクスプレス」として呼ばれていたブパティとパエスは、全仏オープン、ウィンブルドン、そしてUSオープンでそれぞれダブルスタイトルを獲得しており、ダブルスでの生涯グランドスラムに王手をかけていた。
「僕らは彼らをとても尊敬しています。彼らは伝説であり、スターです。彼らは僕らのレベルを上げてくれます。」と双子の兄であるボブ。「インディアン・エクスプレスがコートに戻ってきたのは素晴らしいことです。特別な感情がありました。」
一方のパエスは、この日のブライアン兄弟は「完璧な試合」をプレーしたと評した。
「もし彼らのファーストサーブが83%じゃなくて、76%しか決まらなかったら、違ったストーリーになったでしょう。今日の私達は、現代で最高のペアに敗れたのです。」
ブパティとパエスは、ここ数年間は違う選手とペアを組んでいたが、今後はお互いにペアとしてプレーすることに同意しているようだ。
「あと数大会は一緒にプレーすることに同意しています。私達の感じ方や、プレーの仕方次第ですが、来年も一緒にプレーするチャンスはあると思います。」
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