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国内テニスツアーのニッケ全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、賞金総額1020万円、ハード)は5日、男子シングルス準々決勝4試合が行われ、第3シードの鈴木貴男(日本)が第8シードの松井俊英(日本)を7-6 (7-4), 7-6 (7-4)のストレートで破り、今大会では3年振りとなるベスト4進出を果たした。
タイトルを獲得した2007年大会以来の準決勝進出を決めた鈴木は、第12シードの仁木拓人(日本)と決勝への切符を懸けて対戦する。23歳の仁木はこの日、第1シードの伊藤竜馬(日本)を7-5, 7-6 (7-1)で破り、自身初となる全日本でのベスト4入りを決めている。
もう一方の準決勝では、杉田祐一(日本)と近藤大生(日本)が決勝進出を懸けて対戦する。第2シードの杉田は第6シードの三橋淳(日本)を6-3, 6-1で、第4シードの近藤は第5シードの守屋宏紀(日本)を7-6 (7-1), 6-0で下している。
この日は男子ダブルス準決勝2試合も行われており、第1シードの岩見亮(日本)/近藤組がノーシードの鈴木/内山靖崇(日本)組を4-6, 6-1, 6-4の逆転で破ったほか、喜多文明(日本)/仁木組が伊藤/松井組を1-6, 6-2, 6-3で破っている。
今大会のシングルス優勝者には、優勝賞金200万円と来年のジャパン・オープン本戦の主催者出場権が与えられる。
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