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女子テニスツアーの最終戦であるWTAチャンピオンシップス(カタール/ドーハ、賞金総額455万ドル、ハード)は大会3日目の28日、ホワイトグループのシングルスが行われ、第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)が第5シードのS・ストザー(オーストラリア)に4-6, 6-4, 7-6 (7-4)の逆転で勝利、ラウンドロビン1勝目を挙げた。
前日の試合で世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)を破るなど、ここまで2連勝と勢いに乗るストザーが第1セットを先取したが、第2セット以降はデメンティエワが試合の主導権を握った。
第2セット序盤でブレークに成功したデメンティエワは、そのリードを守りきりセットオールとすると、お互いにサービスキープを続けたファイナルセットのタイブレークでストザーを突き放した。
デメンティエワは今年のUSオープンでもストザーと対戦していたが、その時はマッチポイントのチャンスが4本もありあがらもストザーに逆転を許し、フルセットで敗戦を喫していた。
その時のリベンジに成功したデメンティエワは「初戦で簡単に負けてしまった後、ストザーと試合するのは簡単ではありませんでしたが、何とか調子を上げることに専念しました。彼女は昨夜に素晴らしい勝利をしていましたし、全てのポイントでファイトしました。ここでの時間を楽しんでいますし、最終戦でプレーすることはとても特別なことです。」と、勝利の喜びを語った。
一方のストザーは、この日の試合に敗れたものの、すでに2勝している上に、デメンティエワからセットを奪ったことでラウンドロビングループでの2位以上が確定し、準決勝進出を決めている。
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