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女子テニスツアーのBGLルクセンブルグ・オープン(ルクセンブルグ/コッケルショーヤ、賞金総額22万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第8シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)が第4シードのA・イバノビッチ(セルビア)を6-3, 6-1のスコアで快勝、準決勝進出を決めた。試合時間は1時間だった。
イバノビッチは2008年に世界ランク1位となった後、故障などもあり、ランキングを大きく落としていた。しかし先週のジェネラーリ女子で2年ぶりの優勝を飾り、上昇の兆しをみせていた。
しかし今大会では疲れてしまったのか、ジェネラーリ女子では勝っていたジョルジュにいいところを見せられず、惨敗を喫した。
試合後、イバノビッチは「彼女はいいプレーをしていた。試合中ずっと、プレッシャーがかかっていた。彼女はミスをほとんどしなかった。1分たりとも勢いが止まらなかった。タフな試合を予想していたけど、それ以上だった。サーブも素晴らしかった。」と勝者を讃えた。
一方、ジョルジュはイバノビッチに0勝2敗としていたが、今回初めて勝利をあげた。
試合後、ジョルジュは「先週もいいプレーはできていたが、今週はさらにいいプレーができた。私は休息を取れたけど、彼女は連戦で疲れていたようね。彼女にプレッシャーをかけ、簡単なミスをしないようにした。彼女はミスが多かったけど、素晴らしい選手であることに変わりはない。だから今回の勝利の意味は大きい。」と話した。
ジョルジュは準決勝で同胞のA・クルベール(ドイツ)と対戦する。クルベールは準々決勝でP・エルコグ(スロベニア)を6-4, 6-2で下しての勝ち上がり。
ドローの他の山では、A・ケタボング(英国)がI・ベネソバ(チェコ共和国)を6-7 (3-7), 6-2, 6-4の逆転で下し、ベスト4入りを決めた。
試合後、ケタボングは「最近は3セットマッチで負けることが多かった。だから今日の勝利はうれしい。まだWTAツアーでは決勝に進んだことがないから、明日はがんばりたい。」と話している。
ケタボングは準決勝でR・ビンチ(イタリア)と対戦する。ビンチは準々決勝でK・フリッペンス(ベルギー)と対戦、第1セットは接戦となったものの7-6 (7-5), 6-1で下し、準決勝に駒を進めている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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