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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額210万ドル、ハード)は月曜日に開幕し、シングルス1回戦5試合が行われたが、シード選手が相次いで敗退する波乱のスタートとなった。その波乱に見舞われたのが第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と、第6シードのF・ベルダスコ(スペイン)で、早くも大会を去ることとなった。
金星を飾ったのは予選勝者のM・ベレー(ドイツ)とP・コールシュライバー(ドイツ)で、ベレーはベルディフを4-6, 7-5, 6-4の逆転で、コールシュラーバーはベルダスコを6-2, 7-5のストレートで下して、2回戦進出を決めた。
男子に先駆けて女子部門は土曜日から始まっていた今大会、この日は世界ランク51位で予選を勝ち上がったベレーが、同7位のベルディフに第1セットを奪われるも、第2セットでは安定したサービスゲームを展開し、終盤で逆転してセットオールへと持ち込んだ。
第3セットでは更に調子を上げたベレーが、1度ブレークを許すも2度のブレークをベルディフから奪い、2時間20分で自身2度目となるトップ10選手からの勝利を飾った。現在30歳のベレーは、今年5月に29歳にして自己最高位の41位を記録するなど今季好調で、2回戦でS・クエリー(アメリカ)を6-3, 3-6, 6-2で下したG・シモン(フランス)と対戦する。
同32位のコールシュライバーは同9位のベルダスコに対し、この日は出だしから攻め立て、第1セットでは6本のサービスエースを記録するなど、自身サービスゲームではブレークポイントさえ握らせず圧倒。第2セットに入り徐々に調子を上げたベルダスコだったが、コールシュラーバーから1度ブレークを奪うのがやっと。自身のサーブを2度ブレークされてゲームセット。これでベルダスコは、先週タイのバンコクで行われたタイ・オープンに続く初戦敗退となった。
コールシュラーバーは主催者推薦で出場のJ・アイズナー(アメリカ)と2回戦で顔を合わせる。この日アイズナーは同じく主催者推薦で出場のT・ヤンを7-6 (7-5), 6-3のストレートで倒しての勝ち上がり。
残りの試合では、M・フィッシュ(アメリカ)がJ・ティプサレビッチ(セルビア),を6-2, 7-6 (7-5)で破り、初戦突破を決めた。フィッシュは2回戦で、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と主催者推薦のM・ゴンの勝者と対戦する。
今大会は世界ランク2位のジョコビッチが第1シードでエントリーしており、以下の上位シード勢は、第2シードにA・マレー(英国)、第3シードにR・ソデルリング(スウェーデン)、第4シードにN・ダビデンコ(ロシア)と続く。
今大会の優勝賞金は50万ドル。
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