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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会2日目の31日、女子シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)が登場したが、第11シードのS・クズネツォワ(ロシア)に2-6, 6-4, 1-6のフルセットで敗れ、4回戦に進出した1995年以来となる15年ぶりの本戦勝利とはならなかった。
14年ぶりとなる今大会本戦に臨んだクルム伊達は、第1セット第1ゲームでいきなりブレークに成功したものの、直後の第2ゲームでクズネツォワにブレークバックを許してしまう。その後ゲームカウント2-2となるが、ここからクズネツォワが一気に4ゲームを連取、このセットを先取する。
第2セットは序盤からお互いにサービスキープが続く展開となるが、第5ゲームでクルム伊達がこの試合2度目のブレークに成功しリードを奪うと、そのまま逃げ切り世界ランク12位のクズネツォワからセットを奪取、試合はファイナルセットに突入する。
天王山となった第3セット、第2ゲームでブレークを奪ったクズネツォワがリズムを掴むと思われたが、直後の第3ゲームでクルム伊達がブレークバックに成功し1-2とする。しかし、ここからクズネツォワが一気に猛チャージをかけ4ゲームを連取してゲームセット。試合時間は1時間56分だった。
2004年には今大会を制している25歳のクズネツォワは、2回戦でA・セバストバ(ラトビア)と対戦する。セバストバはこの日の1回戦で、R・クリコバ(ロシア)に対し6-0, 2-0とリードした場面でクリコバが棄権したため、初戦突破を決めている。
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