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女子テニスツアーのECMプラハ・オープン(チェコ共和国/プラハ、賞金総額22万ドル、クレー)は月曜日から開幕し、シングルス1回戦3試合を行い、第1試合でA・タチシュビリ(グルジア)がM・リバリコワ(スロバキア)を0-6, 7-5, 7-5の逆転で退け今季2度目となるWTAツアー本戦での勝利を飾った。
今年4月に2007年7月以来となるWTAツアー本戦で勝利を上げた時もリバリコワをフルセットで下していたタチシュビリ。世界ランク156位の彼女は今大会、本戦ストレートイン選手の最下位ランキングで、出だし7ゲームをリバリコワに奪われるもそこから見事な粘りを見せ2時間18分で勝利を物にした。
この日は晴天に恵まれたものの気温が高く選手達には厳しい環境となった。敗れたリバリコワは「自分にとってとても難しい試合だった。しばらく怪我をしていたから、こんな暑い日に約2時間半もプレーしていて、試合が進むにつれて疲れが出てしまったの。第1セットを簡単に取って彼女(タチシュビリ)に対して判断ミスを犯してしまったわ。今日の敗戦は本当に残念。」と敗因を分析していた。
第2試合ではP・エルコグ(スロベニア)がT・マレック(ドイツ)を6-4, 6-2のストレートで退けた。この日最後のシングルスでは、J・ラーソン(スウェーデン)が地元から主催者推薦で出場のK・プリスコバを6-4, 6-4で倒し、初戦突破を果たした。
18歳で地元期待のプリスコバは「今日の敗戦は自分のミスが原因だった。それほど暑いとは思わなかった。年初のオーストラリアの方が酷かったわ。もっとWTAレベルでプレーをしたい。ジュニアの試合はもっとシンプルだから、自分を高めるためにも必要なこと。今日は勝つべき試合だった。」と、悔しさを表していた。
翌日の火曜日も引き続きシングルス1回戦が行われ、地元から第1シードのL・サファロバ(チェコ共和国)がA・セバストバ(ラトビア)と、第2シードのA・ドゥルゲル(ルーマニア)がT・ガルビン(イタリア)と1回戦を行う。
サファロバとセバストバの勝者がラーソンと、ドゥルゲルとガルビンの勝者がエルコグと2回戦で対戦する。タチシュビリは第6シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)とA・ラプシチェンコワ(ロシア)の勝者と2回戦を行う。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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