男子テニスツアーのソニー・エリクソン・オープン男子（アメリカ/マイアミ、賞金総額３６４万５０００ドル、ハード）は木曜日にシングルス１回戦残り１６試合を行い、ナイトマッチに登場したＭ・フィッシュ（アメリカ）が地元の声援を受けＬ・メイヤー（アルゼンチン）を7-6 (7-4), 6-4のストレートで下し、２回戦進出を決めた。
フィッシュはこの日、第１サーブの入りは４６％と低かったものの、第１サーブでは７２％、第２サーブでも６８％と高い確率でポイントを獲得。第２セットに唯一ブレークを許すも、そのセットでサーブの調子を落としダブルフォルトを重ねるメイヤーから２度のブレークを奪い１時間４０分で勝利をあげ、地元の声援に答えた。
フィッシュは２回戦で第３シードのＡ・マレー（英国）と対戦する。今大会、シード選手３２名全員が１回戦を免除されているため、２回戦からの登場となっている。
その他、ラッキールーザーで本戦入りしたＮ・ラペンティ（エクアドル）がＰ・スタラーチェ（イタリア）を7-5, 6-3のストレートで下し、幸運を生かした。第１セットでは両者１度ずつのブレークのあと、６－５からの第１２ゲームでスタラーチェのサーブをブレークしラペンティが先取。第２セットでもラペンティは、序盤でブレークを許すもののすかさず２度のブレークを奪い１時間３７分で試合に終止符を打った。
大会開始前にＣ・モーヤ（スペイン）とＧ・モンフィス（フランス）が怪我のため欠場を表明し、Ｍ・ダニエル（ブラジル）と共にラッキールーザーとして本戦進出を果たしたラペンティ。２回戦では、世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）の胸を借りる。
そのダニエルもこの日の１回戦に登場したが、予選を勝ち上がったＳ・ヒラルド（コロンビア）に3-6, 2-6のストレートで破れ、幸運を生かすことができなかった。ヒラルドは２回戦で第１３シードのＭ・ヨージニ（ロシア）と顔を合わせる。
その他の試合の結果は以下の通り。
Ｋ・アンダーソン（南アフリカ） ○-× Ｒ・メロ（ブラジル）, 6-3, 6-1
ルー・イェンスン（台湾） ○-× Ｆ・フォニュイーニ（イタリア）, 6-7 (5-7), 6-2, 6-4
Ｆ・セラ（フランス） ○-× Ｎ・マス（チリ）, 6-4, 6-4
Ｐ・ペッツシュナー（ドイツ） ○-× Ｒ・スウィーティング（アメリカ）, 6-3, 6-1
Ｍ・イルハン ○-× Ｐ・クエバス（ウルグアイ）, 6-2, 6-2
Ｐ・ルクザック（オーストラリア） ○-× Ｏ・エルナンデス（スペイン）, 6-3, 7-6 (7-4)
Ｍ・ベレー（ドイツ） ○-× Ｌ・ラコ（スロバキア）, 7-5, 4-6, 6-3
Ａ・ファリャ（コロンビア） ○-× Ｖ・ハネスク（ルーマニア）, 7-6 (7-4), 3-6, 6-4
Ｈ・ゼバロス（アルゼンチン） ○-× Ａ・セッピ（イタリア）, 7-6 (7-4), 6-2
Ｄ・セラ（イスラエル） ○-× Ｅ・コロレフ（ロシア）, 6-3, 6-3
Ｊ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン） ○-× Ｐ・ロレンジ（イタリア）, 6-4, 3-6, 7-6 (7-3)
Ｓ・ロバート（フランス） ○-× Ａ・ベック（ドイツ）, 7-5, 6-4
Ｔ・デ=バッカー（オランダ） ○-× Ｒ・ラム（アメリカ）, 6-4, 7-5
今大会の優勝賞金は６０万５５００ドル。
（2010年3月26日13時58分）
清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ 
