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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦スペイン対スイス(スペイン/ログローニョ、クレー)は2日目の6日、ダブルス1試合が行われ、初日を1勝1敗で終えていた前年覇者のスペインが勝利、2勝1敗とリードを奪い最終日を迎えることとなった。
前日に行われたシングルスでは、オープニング・マッチで敗戦を喫しながらも2戦目で勝利し何とか1勝1敗としたスペインは、この日のダブルスにT・ロブレド(スペイン)とM・グラノジェルス(スペイン)を起用、対するスイスはS・ワウリンカ(スイス)とY・アレグロ(スイス)のペアを送り出した。
この試合に勝利したほうが最終日にアドバンテージを握るだけあり、白熱する試合が展開されたが、第4セットでブレークに成功したスペインペアが7-6 (10-8), 6-2, 4-6, 6-4でスイスペアを振り切り、大きな2勝目をチームにもたらした。
大会3連覇を目指すスペインは、この1回戦ではエースのR・ナダル(スペイン)をメンバーに入れていない。ナダルは現在、膝の負傷からの回復に努めている。一方のスイスも世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)抜きで対戦に臨んでいる。
最終日に行われるシングルス2試合では、D・フェレール(スペイン)がワウリンカと、N・アルマグロ(スペイン)がM・キウディネッリ(スイス)と対戦する予定。
この対戦の勝利国は、7月9日から行われる準々決勝でフランスと対戦する。
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