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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ１回戦、クロアチアとエクアドルの対戦の初日は、クロアチアがＭ・チリッチ（クロアチア）とＩ・カルロビッチ（クロアチア）の活躍で２連勝、ベスト８入りに王手をかけて終了した。

ホームにエクアドルを迎えたクロアチアは、第１試合に起用されたカルロビッチがＮ・ラペンティ（エクアドル）に6-2, 5-7, 6-7 (2-7), 6-3, 6-4のフルセットで勝利し、チームに勢いを与える。

第１セットではいきなり５－１とリードするなど快調なスタートを切ったカルロビッチであったが、続く２セットを奪われる苦しい展開に。しかし、試合を通して３６本ものサービスエースを決めたカルロビッチは、第４、第５セットを奪い逆転勝利を収めた。

続く第２試合に登場した世界ランク９位のチリッチは、Ｇ・ラペンティに6-4, 6-3, 6-3で危なげなく勝利、チームに２勝目をもたらした。

この日のチリッチはサービスゲームに抜群の安定感を見せ、最初の２セットのサービスゲームで失ったポイントはわずかに３ポイントだった。

この対戦の勝者が、セルビアとアメリカの勝者と準々決勝で対戦する。